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2007年となりはや1カ月が過ぎましたが、この間には耳を覆いたくなるような事件が相次ぎました。こうした事件の報道を聞くたびに、「生命を大切にする教育」の大事さを痛切に感じました。
今、IT化が急速に進み、メールや携帯電話でのコミュニケーションが多くなっていますが、最近の事件を見ると、その背景には直接人と接する機会が少なくなっていることがあるように思います。私は教育の中で、さまざまな分野での直接体験を重視することが必要だと考えています。
では「生命を大切にする教育」のためには、どのような体験が必要でしょうか? その一つのきっかけになるのが、学校における動物飼育です。この動物との触れ合いということで私には、忘れられない言葉があります。それは、ある小学生の男の子が、学校で飼っていたウサギを抱いた時に言った、「すごく温かいんだ!」という言葉です。
この言葉には、生命と生命が触れ合った時の新鮮な感動、そして驚きがあります。こうした感動や驚きこそが「生命を大切にする」教育には一番必要ではないでしょうか。
「動物は子どもの心を育てる!」。これは、先日行われた全国学校飼育動物研究会全国研究大会での報告の結論です。研究会の席上、動物飼育が子どもたちの心にどう影響を与えるかの発表がありました。学校で1年間動物を飼育した子どもは、しなかった子どもに比べ、とても思いやりがある子どもになったというのです。
このように動物飼育が子どもの心、「命を大切にする教育」にとって大きな力を持つとしたら、学校で動物を飼育していくことがとても大事となってきます。私も国会で質問をさせていただきましたが、学校教育で動物飼育を活用できるようさらに取り組んでいきたいと思います。
(公明新聞より転載)
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